太陽光発電の新たな買取制度の概要について

いよいよ、来月　１１月１日からはじまる、買取制度は、太陽光発電によって発電した電力のうち、自家消費せずに余った電力を電力会社が買い取り、その買取コストを電気を使用する全ての方々で負担をするという制度です。（平成２２年４月から一般の電気料金の御負担が始まります。）色んな情報が飛び交っているようですので、現時点で発表されている段階での「買取制度の３つのポイント」をまとめてみました。

■「すでに設置の方は、むしろお得！」

すでに太陽光発電を設置済みでも買取制度の対象となり、初年度の買取価格（４８円）で１０年間買取りを行い、１ｋWh当たりそれぞれ４８円となります（全国一律の買取価格です）※住宅用の場合

買取期間中の買取価格は変わらずに、買取を始めた月から１０年（１２０ヶ月）です。例えば２月に買取が開始された場合、１０年後の１月分まで買い取ってくれます。（但し、制度終了後の買取については現在決まっておらず、今後、太陽光発電の普及の状況等を勘案しつつ検討していくそうです。）

■『ダブル発電は不利!?』

家庭用燃料電池やエコウィル等、主に想定すべき自家発電設備の「押し上げ分」を考慮し、買取制度の開始当初の買取価格は、住宅用で１ｋWh当たり３９円、非住宅用で１ｋWh当たり２０円となります。（風力発電の設置もダブル発電になるそうです・・）

■『買取価格の価格設定は下がる方向へ』

買取価格については、、太陽光発電パネルの普及状況やパネル価格の動向を見ながら毎年見直しを行っていきくそうです。例えば、制度導入後2 年目（平成23 年度）の住宅用の買取価格については、42 円/kWh を目途としているそうです。（やはり補助金と同じように、普及がすすめば、すすむほど買取単価は下がる方向みたいですね。）

詳しくは経済産業庁の「太陽光発電の新たな買取制度ポータルサイト」をご参考ください。

http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/index.html　　
 あくまでも、制度自体の目的は“太陽光発電を普及させること”ですので、ご検討されている方はあまり「様子見」をせずに、今年度または来年度あたりで思い切ってみては？（もちろん工事は、エコテックスで！）

だって、これだけ国や自治体がいい条件を確保したのは過去に例がありませんからね。

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