カテゴリー別アーカイブ: 床暖房

床下より・・・

福岡市西区千里のお客様宅のリフォーム工事を着工しました。

初日は、広い台所へ床暖房を敷設する予定ですが、案の定、全く断熱材が入っていませんでしたので、既存の床材を剥がずに、床下から断熱材を入れていきます。

人が入れるだけの開口を開けて・・

上から断熱材を床下に渡して・・

床下から、根太の間に「断熱材」を入れていきます。

もちろん、垂れさがったり、落ちたりしないように釘で固定していきます。

 

暑い中、大工さんは床下での大変な作業をお疲れ様です。

木材、建材の加工にあたっては、日射対策でテントを張ることにしました。

 

ガス・石油(温水)式の床暖房をお使いであれば・・・

当社では「床暖房」をおすすめしています。特に、オール電化住宅にお住まいのお客様の暖房はエアコンや灯油ファンヒーターなどが多く、暖房にかかる灯油代や電気代も馬鹿になりません。

おすすめは、「ヒートポンプ式(温水)床暖房」です。仕組みはいたってシンプルでエコキュートの熱源でもあるヒートポンプを使って「温水」をつくり、床下の温水パイプを循環するというものです。

ですから、今現在が「温水式」の床暖房であれば、ガスでも石油(灯油)であっても、熱源(外の機械)だけを交換することで、ランニングコストが大幅に削減できます!

メリットは、空気を汚さない。音がしない。ランニングコストが安い。頭寒足熱で快適。などなど・・たくさんあります。

【施工事例】

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↑ <工事前> これが灯油の熱源です(配管もたくさん出ています・・)

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↑ <工事前> もちろん、灯油をたくさん入れるためのタンクもあります。

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↑ <工事後> これが、ヒートポンプ式の熱源です。見た目や大きさは、エアコンの室外機とほとんど同じと思ってください。

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↑ <工事後> 温水配管もこんなにスッキリと工事できます。

福岡にお住まいで、ガスや灯油の床暖房をお使いのお客様、当社では「ヒートポンプ床暖房」のご相談を承っております。(* ‘ー^)b

真空断熱 床暖房のリフォーム

こちらは、5年程前にオール電化工事でお世話になったお客様宅での「床暖房工事」です。

当社では、ガスや灯油などの熱源機器は一切取り扱っていないため、逆に「電気式」の床暖房の実績を多く重ねてきました。

電気式の床暖房の方式は、電気式、温水式、蓄熱式の3つにわけられますが、当社がおすすめしているのは、電気式ならPTCヒーター式、温水式ならヒートポンプ熱源です。蓄熱式は深夜電力で蓄熱材(蓄熱ボード)に溜めた熱を放熱する仕組みの為、「高気密高断熱」が絶対条件なので、当社では採用しません。

今回は、パナソニックの業界初!真空断熱材を内蔵した「真空断熱Youほっと」という、仕上げ材一体型の床暖房の施工になりました。

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特徴は・・・

PTCヒーター内蔵!PTCヒーターとは、いわば床全体が温度センサー。温度が上がった部位だけ発熱を抑えるので、きめ細かく快適さを保つことができます!

・断熱材と仕上げ材(フローリング材)が一体なので、既存の床を解体する必要がないので、リフォームにおすすめ!

・高い断熱性能を持つ「真空断熱材」で床下への放熱ロスが50%カット!(※メーカーカタログデータ参照)

・真空断熱とPTCヒーターの組合わせにより、欠点だった「立ち上り時間」が28分→17分に短縮!

それではお決まりですが、工事中から完成までの様子を全て公開します!

rimg0089.JPG <工事前

rimg0097.JPG <これが、真空断熱床暖房(一見、ただのフローリング材ですが・・)

rimg0092.JPG <なんと、PTCヒーターが内蔵されています(薄っ)

rimg0093.JPG <結線コネクターはこんな感じです。

rimg0098.JPG <墨出しをして基準位置から周辺フロアを張っていきます。

rimg0102.JPG <電源の渡り線はコネクターで確実に床上結線します。 

rimg0109.JPG <ヒーター入りのフロアは仮置きして順番を間違わないように。

rimg0111.JPG <ヒーター部への釘打ちやボンドが床に付かないように徹底的に気をつけて施工します。

rimg0120.JPG <張り終えた部分は清掃、養生して次の面へ・・・

img_1223.JPG <じゃーん完成です。ちなみに今回の床材の色はエクセルミディアム色です。

yukadann-spece.jpg <赤い部分がヒーター入りのパネル部分です。
その他にもクロスの張替えやダウンライト、TV廻りの造作などがあり、約1週間の工事になりましたが、床暖房だけなら約1~2日で施工可能です!

そして、工事後のお引渡しの際に、「お父さん、こんなに足元があったかいなんて幸せね~、長生きせんと、もったいなかね。(✿◡‿◡ฺ) ♡、エコテックスさんの言うとおり、床暖房にして良かったね~。 」という喜びの声を聞き、本当にほっと(HOT)しました。(笑)

img_1243.JPG <ついでに液晶テレビを壁掛にしてみました。(ニッチ棚も造作)

もし、九州にお住まいで、「床暖房」なんて必要ない!

なんて思われている方は、一度、騙されたつもりで、体感されてみては?
(ちなみに、エコテックスでは、実邸にていつでも床暖房体験ができますヨ!)
もちろん、色々なご意見があるとは思いますが、私自身は、1ユーザーとして「採用して良かった設備」のNO1です。(もちろん、オール電化は除くで・・)

福岡でリフォームをご検討の方、是非「床暖房リフォーム」もご検討のうえ、弊社へのご相談をお待ちしております。

床暖房(ヒートポンプ温水式)の工事

今回は、ダイキン製のヒートポンプ式温水床暖房「ホッとエコフロア」を熱源とし、大建工業の温水床パネル「はるびよりツイン12」の組合わせでの床暖房システムの施工です。

ヒートポンプ式の床暖房の特徴は・・・

・光熱費が今までの1/2!(※ガス温水式との比較)

・4ゾーン(エリア)を分けて制御可能!

・ホコリや臭い、空気の乾燥などがありません。

・エコキュートのように大気中の熱を利用して温水を作ります。屋外、屋内ともに火を使わないので安心。

それでは、当社での施工の様子を見て頂きましょう。

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まずは、下地合板に墨出しをして、根太方向と水平に、温水パネルを仮置きします。

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次に、根太と温水パネルをビスで固定します。※この時にビスでパイプに穴を絶対に空けないように配慮が必要です。

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温水パネルの固定後、ヘッダー部の配管を床下へ落とし込むために床下地に穴を開けます。

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その穴に、ヘッダー部の配管を床下へ落とします。

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ヘッダー部に付属の発泡スチロールを置き、樹脂カバーを固定します。

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今度は、床暖房パネルと、敷かなかった面の高さを合わせるためにダミーボード(針葉樹合板12mm)を張っていきます。

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ここまでの工程で、専用のポンプで水圧を掛け、漏洩検査を行います。0.25Mpaで設定しました。

フローリングを張った後も、数日間、水圧は掛けっぱなしにして、温水パイプの漏洩を見張ります。

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温水パネルを敷設した翌日、フローリング(仕上げ材)を張っていきます。

絶対に温水パイプを傷めないように、注意を払いながら釘を打っていきます。

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早速、子供達がうれしそうに遊びに来ました。

とりあえず、フローリングに養生して完了、次回はヒートポンプユニット(熱源)との接続をご紹介します。