私の実家(生家)は、地元福岡市西区で家具の販売店を営んでいました。
親父が30歳の時に「伊佐家具店」を創業したのが、
私が産まれた昭和46年。
小学生は低学年の物心ついた時から、家具の手入れや配達ばかりでした。
当時は、商売をしていること、遊びに行けずに手伝いを強いられたこと・・
全てが嫌だったような記憶ばかりです。
そして、私が30歳になった年に、創業30年で、親父の還暦と共にとても綺麗な形で閉店しました。
今になってわかったことは、
親父がお客様のことを本当に考えていて、
お客様が親父の店のことを本当に愛してくれた
30年間だったということです。
私も今年で41歳。
ふと、気付けば、親父と同じように地元で、地域に愛されようと、
住宅リフォーム業を営んでいました。
わたしの原点は、「住まう人の暮らしを良くしたい」という、
親父の「想い」を引き継いでいるのかも知れません。
家具屋ではなく、住宅リフォーム会社として、
形を変えて、しっかりと受け継いでいきます。