インターネットでお問合せ頂いたお客様です。およそ4~5社の比較、相見積り、競合の末、弊社を選んで頂きました。
数ある業者の中より、弊社を選んで頂きまことにありがとうございます。
コンクリート(RC造)の屋根にシャープ190Wを36枚で6.84kw設置です。
まずは、現場調査・・・と言っても、この調査が工事の段取りにおいて最も重要な工程なのです。
この現場調査の時点で、墨出しを行います。また、不陸(高さの違い)や施工にあたっての留意点を把握しておきます。
レベルを合わせるために糸を張って確認しています。
アンカーボルトを差し込む為に、コンクリートの屋根に穴を開けています。
切り粉を、完全に除去します。こういった細かい作業のひとつひとつが施工品質の高さにつながります。
ブチルテープの剥離紙を剥がし、後で流し込む接着剤が流れ出ない様に変性シリコンを打ちます。
2液性のエポキシ接着剤を双頭式の専用ガンで注入します。
この接着剤は土木建築の現場では、耐震補修の工事などに使われているかなり強力なものです。
アンカーボルトを挿入して、溢れ出た接着剤を除去します。
基礎アンカー設置完了です
測量器を使って、基礎ブロックの天場のレベルを全て計測。ミリ単位の違いも微調整していきます。
いよいよ、架台フレームを組み立てていきます。
全数のナットに、本締めの”マーキング”を必ず行なうことで、
「締め忘れの防止」と、将来的な「緩みの確認」につながります。
陸屋根架台の設置が完了。太陽電池モジュール(パネル)の設置は後日に行ないます。
配線を整えています・・
何事も、「見えない部分」が一番重要です。パネル裏の配線やコネクタも綺麗に整えながら設置されています。
いつも私の写真撮りを兼ねた「検査」が入るので、職人さんたちはいつも大変です。
しかし、こうやって施工の品質が高いことをお伝えできることが、次の仕事につながることを職人達も知っているのです。
設置角は、10度ですので6段まで設置できるのです。
もし、20度の架台であれば4段までしか設置できません。
下から見上げるとこんな感じ・・電気もお湯も屋根の上で作ることになります。
ちなみにこちらのお客様は雨水を元浄化槽に溜め、再利用するというエコなシステムも導入されています。当時、糸島市から補助金が出たそうです。
モジュール設置完成!6段6列の36枚です。
綺麗な仕上がりです。面が揃っていない施工であれば、それぞれのパネルの反射にバラつきが出ます。
見事なまでに、綺麗に「面」が出ています。36枚のパネルが1つの面を作り上げました。(技術と気合です・・)
H様、この度は大変お世話になりました。今後共、お住まいのご相談はエコテックスへお願いいたします。