先月末に、当社の田中が全量買取での太陽光発電の
大きなご契約を頂いたお客様からなんと、クーリングオフのお申し出があり、
田中が血相を変えて、私の自宅に報告と相談に来ました。
そもそも、当社の営業活動において、飛び込みでの訪問販売などは
一切行なっておらず、ネットや、イベント、既存のお客様からのリピートやご紹介で
成り立っていますので、キャンセルや、クーリングオフなどはほとんどありません。
このお客さんも、インターネットで見積り依頼があり、
現場調査、設計や技術検討にかなりの月日を要し、
2社相積りの競合の末に、ご契約頂いたのに…
近くの電気工事屋さんにうちのプランや見積りを見せて、
そっちに頼むから…ということらしいです。
恐らくは、その理由も方弁で、事実では無いのでしょう。
そんなに早く、お見積り出来るような内容ではありませんでしたから…
しかも、契約後には、そのお客様が所有されている賃貸物件のリフォームの現場調査まで
行っていた渦中のキャンセルに、真面目な性格の専務は、困惑し、参っていました。
私は、
「悔しいけど、諦めよう。あなたがお客さんのことを誰よりも考えて、
契約を頂いたのに、その約束を反故にされるなら、仕方がないね。
目先だけの金額とか、情報とか、嘘っぱちの営業トークを選ぶお客さんは、
今後もうちとは良いお付き合いはできんしね。」
という声をかけました…
契約が破棄になったことや、売上げが減ったことよりも、
お客様と、営業マンという関係とは言え、
ひとりの人間同士の信頼関係が絶たれたこと、
こちらの気持ち、熱意、努力が伝わらなかったことが何よりも残念です。
こういった嫌な思いをしないように、
これまで以上に、お客様のことを想い、考えて、選んで頂けるように、
誰よりも努力しようと、二人で決意を新たにしました。