わが家が去年の11月中旬に新居に引っ越して、早や5ヶ月近くにもなりました。
仕事の立場上もあり(笑)、わが家は「エコ実験ハウス」的な要素がかなり詰まっています。
弊社が取扱いの中心にしているエコ設備を採用し、実生活の中で感じたメリット、デメリットや実際の経済効果などもブログの中で報告させていただきます。(今後、オール電化や太陽光発電、断熱や窓のエコリフォームや新築される方にとって、ご参考になれば幸いです。)
【わが家のエコ設備の仕様】 =============================
IHクッキングヒーター: パナソニック製/トリプルワイドIH
エコキュート: パナソニック製/460L・フルオート(エコナビ付)
太陽光発電システム: シャープ製/多結晶4.89KW(南面設置)
床暖房: ダイキン製/ヒートポンプ式温水床暖房(4ゾーン運転)
エアコン: 計5台(5KW×2台/2・8kw×1台/2.5kw×1台/2.2kw×2台)
窓サッシ: 複層LOW-Eガラス(北面のみ複層ガラス)
浴槽: TOTO魔法びん浴そう(高断熱浴槽)
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まずは、気になる『電気代』についてですが、だんだんその結果が見えてきましたので報告します。
まずは、太陽光発電のカラーモニターをご覧ください。
↑ これは、電気の発電量と消費量の数値です。2010年11月24日に連系(発電開始)しましたので、実質はまだ4ヶ月程度の測定ではありますが冬場の条件の悪いときということでは参考になるかと思います。
発電量 消費量
11月 96kwh 122kwh (実質1週間)
12月 318kwh 812kwh
1月 316kwh 1009kwh
2月 395kwh 655kwh
3月 581kwh 615kwh
4月 164kwh 105kwh (4/7現在)
やはり、冬場は消費量が多く、1月は1009kwhにもなっています。床暖房はほぼ毎日運転していますし・・
しかし、3月に入ってからはずいぶんと発電量が増えていることに気付いて頂けますか?
後でご紹介しますが、発電する時間帯と消費する時間帯にズレがあることが、おおきな「メリット」を生むことになります。
次に、「発電量」だけでは一般の方はピンとこられないと思いますので、次は、売電と買電量を見てください。
↑ 売電量 買電量
11月 79kwh 104kwh (実質1週間)
12月 241kwh 736kwh
1月 214kwh 907kwh
2月 288kwh 548kwh
3月 453kwh 486kwh
4月 134kwh 79kwh (4/7現在)
注目していただきたい数字は、「発電量」の合計が1870kwhに対して、「売電量」の合計は1409kwhですので、1409kwh ÷ 1870kwh × 100 =75.3%と、発電量に対して、売電にまわる割合が非常に高いことがわかります。つまり、発電したうちの75%が余って売り、25%が自家消費したことがわかります。(もちろん、小さい子供以外は生活の中で意識をしていますが。)
これこそが、オール電化+太陽光発電のメリットです。
つまり、発電している昼間はあまり消費せず、電力会社に電気を売り、逆に全く発電しない夜間は深夜料金で安い料金で電力会社から買うといいうサイクルですね。
それでも、カラーモニターや数値ではまだピンときませんよね。
ですので、「九州電力の電気料金のお知らせ票」の実物をみてください。
太陽光を設置すると、今までのように電気料金の請求のお知らせだけでなく「購入電力量確認票」という入金のお知らせも届くようになります。
自らの個人情報ではありますが、太陽光発電の普及のために、全てを公開します。(汗)
↑ 3月度 請求分です(▲¥7,595)
↑ 3月度 入金分です!(+12,864円)
3月は電気料金支払い7,595円に対し、売電収入が12,864円でしたので、5,269円の黒字になりました。3月度でこれならと、満足できる結果だと思います。
↑ 4月度 請求分です(▲¥8,707)
↑ 4月度 入金分です!(+23,760円)
4月は電気料金支払い6,707円に対し、売電収入が23,760円でしたので、17,053円の黒字になりました。3月⇒4月で売電金額がこれだけ増えた理由はやはり発電量が581kwhにも伸びたことです。(まぁ、年間通じて条件の良い時期ですから。)
わが家(家族5人)で、1ヵ月生活して、光熱費(水道代を除く)がプラス!?っていう嘘のような本当のお話しなのです。
それでも、まだ半信半疑な方は、エコテックスへご相談ください。過去にお客様からいただいた、数々のケースでの生データをもとにご説明差し上げますヨ!