日別アーカイブ: 2009年2月22日

オール電化工事と「水まわり」について

オール電化工事というと、一般の方は、電気工事のイメージが大半を占めるのだと思います。

確かに、電気工事は伴うのですが、基本的にはIH、エコキュートのいずれも200Vの専用回路と配線を行って、機器に接続する工事なのです。(とはい言っても簡単な施工ではないですが・・)

p1030888.JPG<電気工事中

p1040021.JPG<水道設備工事

それに対して、意外と知られていないのが、オール電化工事にあたっての「水道設備工事」です。どちらかと言えば、給水、給湯、追い焚き、HP配管、排水など・・水道工事のボリュームがかなり占めるのが、オール電化工事なのです。

当社の場合、もともとが、“水廻り”の工事が得意なリフォーム店ですので、工事中に当社の職人たちが調査を兼ねながら施工していきます。(もちろん、無料での調査です。)

なぜそこまで、やるのか?
それは、
オール電化工事の後で、水が漏ったとか、配管が破けたということになれば、当社の施工品質に疑いを持たれてしまうからです。当社で施工を行うからには、それだけの責任を持たなくてはいけないという意志の表れでもあります。

例えば、20年くらいのお宅であれば、オール電化の施工範囲に通常含まれないお客様宅の水道管や、給湯管、排水などがこのような状態になっていることがよくあります。電気工事などで床下に潜ったときなどに判明します。(配管が外側から錆びて、破裂寸前です・・)

img_0066_jpg.jpg<台所下 img_0736_jpg.jpg<洗面所下

こういった、老朽箇所をオール電化工事に調査し、対処法をお客様とお打合せをして改善していきます。

お客様には見えにくく、わかりにくいところまで、見ようとする姿勢がプロとしての仕事だと考えています。

そういう意味では、うちの職人さんはとても大変です(汗)が、みんな誇りをもって仕事に取り組んでいます。